今週から全社的な巡業モードが本格化するわけですが・・・再度繰り返しておきます。
今年の会社の最重要課題の一つは「コミュニケーションの強化」だったのを思い出してください。これから、
物理的にスタッフ同士が離れての活動で会社が動き出します。物理的に離れるというのは「距離」「時間」です。
これは、全てにおいて「タイミング」を逸する可能性をもたらす要因です。コミュニケーションで大事なのは、
内容もですがタイミングもとても重要なのはいうまでもありません。
TWSは、どうしてもタイミングを逸しやすい状況にあるが、残念ながら、現時点では最善の方法は見つからずだと思います。では、
最善が見つからなければ次善を見つけるのが大事。
タイミングを逸する中で「早くて逸すること」「遅くて逸すること」どっちが結果に重要な問題をもたらす可能性が高いか。
ビジネスにおいては(とくに社内業務プロセスという面で)「遅い」方でしょう。
とにかく、コミュニケーションは、頭出しと言われるモノも含め、先行することを徹底したほうが間違いやトラブルは少ないでしょう。
業務におけるコミュニケーションとプライベートにおけるコミュニケーションの大きな違いは、その内容に関連して必ず「優先順位」
があり、それは自分ではなく上流者や上位者などお客様も含め相手によって決められるということ。
自分の考えている伝達順位は優先順位でもなく、決定でもなく、正解でもないということです。
よくありがちなのが、情報が交錯して、滞留をしてきたときのコミュニケーションでの下手な例。
自分では判断できない情報が手元に溜まってくる。当然、自分の責任範疇に関わる事なので、早く処理をしたい。メッセージを渡す相手に、
情報の入ってきた時間軸なのか、自分の考える難易度軸なのかは別として、はき出すことを最優先するパターン。
大事なことは、何事も滞りがちになってきたときは、全体像を把握し、並べ替えをして「正しい優先順位」を決定し、処理を始めること。
なので、滞留していたりするときには、メッセージの数量と、メッセージの概略をまず伝え、判断者の必要な情報はまずどれなのか、
業務として重要度はどこにあるのかを協議する、判断して貰うことが大事なのです。
また、事実、状況、憶測、感想などをはっきりと区分することも大事。ここをごっちゃにすると、話はあらぬ方向に向くし、
非効率になります。
メディアをどう使い分けるかも各自で方針を考えてください。
根本は、「言いっぱなし」にならないことなんです。メール書いたじゃん。まだ見てないよ。
これ最悪で最低のコミュニケーションだと思います。確かに読まない奴が悪い。読み取れない奴が悪いと思います。でも、
メールアドレスがコミュニケーション対象者ではないわけですから、あまり当てにしないことです。とくに、PCメールはプルメディアです。
PCを操作するまで情報を得られない。ケータイを会社から貸与しているわけですから、プッシュメディアをうまく使い分けることです。ただ、
しょっちゅう使っていると麻痺してきますので、加減の問題はあります。
・・・と、上の基本的な考え方は、いつも伝えていることと変わらないのですが、実はここに書かれていない事で、常に言っていること、
一番大事なこと、何だったでしょうか?お客様にしても、仲間にしても、自分の言いたいことを伝えるためには何が一番大事なのか・・・
思い出してください。
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