新年あけましておめでとうございます。昨年は、東日本大震災や台風災害など自然の驚異に晒された年でした。被災がほとんど無かった我々として「忘れないこと」を常に、被災当時の意識と意気込みを維持していきます。被災地のみなさまにもっとお役に立てる事を今年はやっていきます。
さて、平成23年の公私を振り返りたい。
まず公私の公。
最終数字的には目標を達成できた。という意味では、納得の一年であったと言える。既存のお客様とのお取引、そして新しいお客様とのお取引。今年につなげるという面でうちの社員は本当によくやってくれたと思う。
強いて結果で反省すべき点は、新規の取引先数が目標に到達しなかった点か。日常のこなすべき内容がある中で、ハードルを高く設定していたことも有り厳しい結果になった。この辺は、今年のオペレーションの中で反省を活かしていきたい。
昨年、エクソンの憲法に相当する部分を変更した。これは、15年間やってきて所々で議論の出てきた部分であったが、機が熟したと判断をしてビジネスとしての進化をした。ここは、戦略部分でもあるので公の場で書くことはできないが、平成24年には確実に形として出てくるので期待して欲しい。
社長としては、昨年は納得と反省のとても深い思いが残った一年であった。
納得は数字。反省は社員の成長感(逆に言えば自分の芸人では無く経営者としての成長が無い)と芸人としてのモヤモヤ感(ここは先般書いたので割愛)。
今年は、社員との関わりを少し変えてみたいと考えている。もっと社員の成長に積極的に日常で関与していく必要を強く感じている。自立自考スタンスは変えるつもりは無いが、もう少し厳しくも子細的にテーマをそれぞれにもって「気づき」というれべるではなく「具体的誘導」レベルでコミュニケーションを取っていこうと考えている。
昨年は、社員のベクトルの方向性では無く長さに結果的な潜在的問題が発生していると気がついた。方向性は平成20年の急舵(世間ではリストラという)で無理矢理そろえた。そこから先、社員達の潜在能力が開花し結果は出した。
しかし、そこでもっと積極的に「長さを揃えること」に関与していれば、もっと良い結果がでて、平成24年に憂い無くスタートができたのでは無いかと感じている。恥ずかしくて大きな声では言えないが、相変わらず放置プレーが社長として能力の無さかなと大いに反省。今年の体制では「兵站部門コンセプト」をしっかりと強化していくつもりである。
しかし、本当にうちの社員達には感謝。そして、既存のお客様にあわせ、我々との取引にチャレンジをして下さる決断をしてくれた新規の取引先には心からお礼を申し上げたい。
今年は「お客様の利益を拡大するサービス」を徹底して展開していきたいと思っている。コンサル会社として研修を中心にサービス展開をしてきたが、そろそろ限界が来ていると感じている。昨年から方向転換をかけ、研修=能力開発から研修=実務力向上+収益向上にシフトしてきた。
これを今年はもっと尖らせて行きたいと考えている。数字を追いかけるのがビジネスの目的では無いが、この厳しい時代にお客様に喜んでいただけるのは「結果が見えるかどうか」。期待値ビジネスは、そろそろ卒業の時期ということ。
さて、公私の私。
家族が昨年も一年間、健康で明るく過ごせたこと。これを神に感謝したい。
女房は、変わらず極楽とんぼなれど献身的に尽くしてくれ、私のオフィシャルなやるべきことを最優先にグチもこぼさずにつき合ってくれた。彼女との結婚が人生の中で最高の決断であったと、心の底から思っている。彼女無くして我が人生は無し。
そして、その決断から誕生しているのが倅。そろそろ中3になって、自我が強くなり私との関わりも変わりつつある。根本は素直な良い奴であるのは変わらないが、自立への道を進んでいるようである。今年は本格的な反抗期に入ってくると想像しているが、こちらのスタンスは決まっているのでドンと来いである。今年辺りは、積極的関与と見守るという汽水域的な状況になるだろう。彼と衝突が間違いなく発生すると思うが楽しみたい。
しかし、なんであれ仕事人間である私として、会社の再建が不足はまだあるが、順調に進んでいることに安堵とともに自信を深めている。ここが昨年に対しての率直な感想。
今年は、間違いなく厳しい一年になる。再建状況がその厳しい一年を迎えるに当たって、財務的な立て直しが間に合ったことに安堵している。
今年の乗り越え方はイメージできている。それを具体的な青写真にして、社員と一緒にお客様に最善を尽くせば、うちの会社のリソースに潜在利益はまだまだあるはず。また、モバイル業界での存在意義は間違いなく引き合い等からも無尽蔵と感じている。
今年も昨年同様に攻めていくことがテーマ。しかし、攻め方の違いにご期待を下さい。
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