今日のJAL345便でちょっと事件。
上空にあがって、隣の81Cの紳士がCAさんになにやら確認してケータイを取り出していじりだした。
どーにも気になったので、その紳士に「お忙しいところすみません。そちらのケータイですがセルフモードで起動されていますか?」と確認したら「えっ?それって何ですか?」とのことなので、説明して、だとしたら機内では御法度で有る旨を言ったら、素直に電源を切ってくれた。
その後に、ギャレーに行ってチーフパーサーを呼んで貰って「先ほど、あちらの紳士に電源を入れても良いと言ったようだけど、彼はセルフモードを知らないようだったので切って貰ったが、その辺りの確認はしないんですか?」と。
そうしたら「お客様が電波を発しない状態といった場合は、それ以上はお止めできないのです」とのこと。
まぁ、セーフモードやフライトモードなる機能もあるので、理屈としては判らんこともないが・・・
でも、機内誌をよく見たら「電子機器の取り扱い」に関してはっきりと「携帯電話の電源は、飛行機をお降りになるまで入れないで下さい」と大きく書かれているじゃん。
降機するときに、「ケータイ業界のモノなのでしつこいようで恐縮だが」と言いつつ名刺を渡した上で「クレームということではないが、先ほどのあなたの説明と機内誌の記述には矛盾があるから、これは早急に対処すべきではないでしょうか」とご指摘。
「社内規定では、セルフモードやフライトモードになっていればOKなんです」との説明を貰ったが・・・理屈は判るが、それは客がその機能を知っているのが前提。そこまで知っているケータイユーザーがどれだけいるのかという問題もあるし、機内誌との矛盾はまずかろう。
飛行機を飛ばすときにどれだけリスクを回避する努力をしているのかと思ったら、意外なところに穴発見。
ちょっとびっくりだなぁ。
お客を信頼すべきことと、お客を疑うこと。接客応対という面では難しい判断だが、彼女彼らは保安要員という側面もあるはずなので毅然とセルフモード(つうか、機内でセルフモードの切り替えたとしても、それも当然航空法違反つうよりも・・・墜落リスクを増加させるんだぜ)を確認させて貰うか、そもそも電源は入れないのを徹底するかでしょう。
あとで、JALにwebから指摘させて貰おっと。こっちは命を預けている。
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