今年のゴールデンウィークは、若い衆の成長と努力もあり、ほぼフリーな状態で迎えることができた。今まではなんだかんだと言って年度初めの現場仕事の立ち上げや準備でつぶれていた。今年は、それが無い。
となれば、休養ではなく、今しかできない会社経営の仕事をやるのが役割。ちょうどタイミング的にも良いときに良い状況を持てたことに感謝。
2009年に会社に対して大鉈振るいと大舵を切って、ちょうど3年。あのときに「今から5年間は戦争です。会社の建て直しという戦争をします」と宣言して、ちょうど3年。
あのときに立てた5年計画も、そこそこ順調に推移し、3年間の会社の建て直しという戦いはほぼ予定通りに進んできている。その計画もあと2年。
ここで、戦争も終結が近づく中、新たな道筋を考えないといけないと考えた次第。それを考えられる状況を一緒に作ってくれた若い衆には感謝の一言。フロントで戦ってくれるコンサル陣と、銃後の守りのバック陣が本当にうまく噛みあっている。
ただ、戦争への疲弊も含め、新しい課題もそろそろ見えている。それに加えて、来年2013年から14年にかけて大きなハードルというよりも、大津波が来るのが判っている。それを超えるためのモチベーションとして。再び社員達が未来に向かって一致団結する旗印が必要と考えた次第。
いまから3年先。そして5年先の会社の姿を共有すること。これが、今回の資料の目的。その上で、戦争終結に向かってどう気を抜かないか。新しい津波にどう立ち向かうのかベクトルの方向と長さを揃える。そして、5年先の新たなステージで自分はどう活躍しているか。こんな所をしっかりと意識に植え込んでもらいたいと思います。
我々はCompanyではありません。Independentとして、自分たちの世界観を持つことが生き残りの前提条件。大きな世界観を持たなくてはいけないCompanyと正面から仕事進めていく上で、大事な事はキラリと光る独自の世界観を持っていること。
今回は一言で言えば「EXONという会社の世界観を世に問い直すための」を再構築です。
本当は10年先を見通せれば良いのですが、それはかなり夢物語。この激動の時代にその必要性があるのかと問われると、うちの会社にとっては現時点では不要と考えています。何度も繰り返しますが「生き残り」が問われている時代です。夢を持ってはいけないのでは無く、しっかりとした目標を持った会社が生き残るはず。
成功体験と言えるほどの体験は持っていませんがそんなのは棚に上げ。多くの失敗経験の中で、いくつかの大きな判断間違いを思い起こし分析。会社のあらゆるリソースを棚卸し。この先の世の中の流れをしっかりと洞察。
そんな中から、会社の背骨と視界を作り直します
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