紅白歌合戦をBGMに今年を振り返ってみようかなと。
まずは公私の公。
昨年の最悪状況からは多少なり数字は持ち直したかなとは思うが、満足にはほど遠い状況。色々な面で、かみ合わずに終わってしまったことがたくさん残ったなというのが本音。
まず、お客様に対して満足な提案活動ができなく、あるお客様に対しての「ブランド変更」ができなかったこと。これの足かせは大きい。年明けはここをどうするかが大きな課題。もちろん、捨てるとかではなく、うちの絶対的な強みとしてバックボーン化していくことが早急に求められる。
どうすれば良いのか。いうは簡単であるが、こちら側だけではなく、お客さまにこびりついた印象を剥がさなくてはならないので至難の業であるが・・・やるしかない。
また新規ビジネスである部分は、若い衆の努力もあって、おかげさまで拡大。しかし下期に入って環境は激変。コストダウンの要求に応えきれずにプロジェクト的には失敗してしまったモノも存在。来年は、もっと緻密な積算と進行をしないと同じ轍を踏みかねない。
しかし、このビジネスでTWSがあらたなステージに入ったことも事実。そして、若い衆が急成長したのも事実。本当にありがたいこと。
社内に関しては、一言で言えばオペレーションの失敗。間違った方法だとは思っていないのだが、僕自身の現時点での考え、方法論が一足飛びであったなと感じる部分あり。そもそも論に立ち返って、来年はオペレーションの原則論を書き直してハッキリさせようかなと思っている。
ここ2年間ほどのやり方を変えます。荒巻自身の本質(持ち味)を抜きにして、会社経営を進めようとしているのがおかしかったんでしょう。
荒巻の本質は何か。これは社内に年明けに公表してから、気が向いたら拙blogにも自分を律するためにあげておきたいと思う。
「分相応」にやるのが荒巻流だったはずが、ここがいつの間にかずれていたのが低迷の原因の大きな要素だったと。スタッフ諸君には賛否両論あるだろうが、来年は申し訳ないが「居直らさせて」貰うつもりです。
ケータイ業界は過渡期に当たって、おり全体に停滞感が漂っている。拡大期(我々にとってはMNP導入期のコンサルティング)の勢いだけで、TWSそのものも変身出来るだろうとおもっていた短絡的な思い込みが、停滞期に入って「裏目ばかり」目立つ様になってしまったということか。ここは素直に判断ミスと僕自身の幼稚さをスタッフに謝りたい。
分相応の、常に「失敗しない経営」をもう一度取り戻すのが来年。
しかし、誤解をしないで貰いたいのは「分相応」というのは、けっして堅実とか慎重ということではないのであしからず。
内外ともに、噛み合わせどうすれば良いのかが判ったので、来年は楽しみに過ごせると思っている。僕自身が僕自身を見失っていた所を直して、来年はみんなと厳しくも楽しく過ごし、結果を出していきたい。
さて、ケータイ業界を停滞産業と言う向きもあるようだが、まだまだ成長路線はあるはず。ユーザー数が飽和になったこと=成長停止と考えるのは近視眼的であろう。確かに、電波を持ってしてビジネスを展開する以上、色々な規制に縛られて、製造業のように新しい市場に打って出ることも難しい。また、競争環境がある中で通信費の値下げ競争は続くと考えなくてはならない。
しかし、今後のMVNOの本格化、LTE、SIMMロックフリー、nonOEMというキーワードが何をもたらすかを冷静に考えてみた方が良いのではないだろうか。うちの会社はコンサルティング会社。ちょっと視野を広げるだけで切り口はいくらでもあるはず。ここに気がつかない奴は淘汰されるだけ。
確かに、キャリア、メーカー、エージェントのスリープレーヤーの収益構造は厳しくなっている。我々としては、収入のあげ方を変える事(ビジネスモデルの転換)が大事で、けっしてケータイ業界は斜陽だから別の業界を攻めるべきとかという論点に持って行くのは飛躍的な話しだと思うが。別の業界に行くのであれば、その業界に根付いている同業他社と戦えるだけの競争力を持っているか。この議論なしに展開はあり得ない。
分相応論で言えば荒巻は常に「一点突破全面展開主義」これは、僕が社長でいる間は変わることは無い。一点をどこに持ってくるかに商人としての特徴を持っているつもり。一点は一点であり、結果が一点ではなく、原点の一点主義。
経済が混迷しているからこそ、哲学無きビジネスはやってはいけないと思う次第。
さて、公私の私。
まずは、家族全員が健康で明るく過ごせたことが嬉しい。病気もせず、トラブルもなく穏やかに生活できたのは本当に神に感謝をしたい。
中学受験の最終準備年の中で多少はピリピリしつつも、変わらず極楽とんぼなれど献身的な女房は私には過ぎたパートナー。彼女だからこそ、このいい加減というか、極道というのは判らないが「世間一般的」にはろくでもない家庭観の亭主の操縦をやっていけるかなと思っている。
うちの坊ちゃマン。我が子ながら誉めてやりたい「イイ奴」。ストイシズムまではまだまだ子どもだからいかないが、真面目と適当が本当にメリハリがあって素晴らしい。優しいし、お茶目だし、間抜けだし、努力するし、手抜きするし、純粋だし、冷静だし、礼儀的だし、論理的だし、従順だし、主張的だし・・・なかなかいい男に育ってくれているなとバカ親は嬉しく思う次第。中学に入ったらどんな成長をするのか楽しみ。人生最初のハードルになる中学受験が神のご加護があることを祈りたい。
全国の拙blog読者の皆様。来年がもっともっと良い年であることを心よりお祈りします。来年もおつきあいよろしくお願いします。47のオッチャンが右往左往している所を笑いながら応援お願いしますです、はい。
気は持ちよう。物は考えよう。明るく考えればそっちに動くのが人生じゃないッスかね。
でわでわ皆さん、良いお年を。
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