この写真の2000トンインラインプレスのメンテナンスをしてました、はい。写真に写っている赤く光る中心部分は、真っ赤に熱せられた特殊鋼の塊(インゴット)です。周りの安全策(黄色いパイプ)なんかも作った記憶があります。
製鉄工場って、普通の人は一生のうちに実際に見ることは無いと思いますが、あれこそ「男の職場」だと思います。溶けた鉄が流れる。真っ赤な鉄の塊が目の前を走っていく。常人では想像すらできない職場でしょう。熱いを越えて痛い。
そんな地獄のような荒っぽい職場でも、使っていた最小単位はミクロン。最大単位はトン。長さと重さを並べても意味ないと思うでしょうが・・・普通、ミリとキロの幅で生活している人には絶対に想像ができない精密さと巨大さ。
もしも、製鉄工場の見学機会があったら見ることをお勧め。うちの坊ちゃマンにも機会があったら見せたい。
あぁ~懐かしい。今からやれと言われても無理だと思うが、こういう経験があってこその自分がいるという意味では感謝。お客様に本当に恵まれている。今でもお客様には恵まれている。
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