とうとうこういう時期がやってきたということで。以前から言われていたことでもあるので、特に驚きの感想は無い。
しかし、ベアラサービスではない部分で勝負をしたい(付加価値を上げたい)という通信業界が、ARPU指標から脱することができないのが、未だに不思議。純増数もしかり。
もちろん、ARPUや純増数が意味の無い指標であると言うことではないが、いつまでもそこを最優先で追いかけているのは、今の市場環境で考えるなかでどこに展望があるのかが見えにくい。新しいビジネスモデルとして収益を上げていく姿が現在の通信事業の勝ち組のパターン。ベアラサービスはあくまでも基礎収入としてとらえ、設備投資とインフラ技術開発投資への原資。新しいビジネスモデルでの収益構造にどれだけチャレンジし、貢献がされているのかが今時通信事業本来の評価指標のはず。
そこを日本の通信事業4社の誰が先鞭を切る(EMの純増未公表は除く)のかが、最近私が考えるターニングポイントになるであろうと思う所です。それを契機に通信事業に関わる全ての地殻変動が起きると想像。我が社の現在の動きは、そのためのポートフォリオ作りです。
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