中学高校でお世話になった、ご夫婦先生。
当時を思い出すと、怒った顔とかしか思い出せないのだが、今では我々とつき合っているときには、優しい、慈しみ深い笑顔で楽しくいてくれるのが嬉しい。
今回、帰りは私の車でご自宅まで送らせていただいたのだがその車中。「荒巻君、ご両親を早くに亡くされたでしょ。お葬式の時に、この子本当に大丈夫なのかしらって実は心配していたのよ。立派になってご両親も喜んでいるでしょうね。」と。
決して、立派になったつもりもないのだが、心配ばかりをかけていた先生にこうやって喜んでいただいていたのかと思うと、恩返しができたようで本当に誇らしい気持ちになる。
若かりし頃のろくでもない時代を知られ、知識だけではなく、人格形成にも大きな影響を与えてくれた、一生頭の上がらない存在の先生に褒められ、なんか、50のオッサンとはいえ、とても嬉しくなった、2011年皆既月食の夜。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。