基本的な会社のカラーは「ストイックなビジネスバリューとユニークなビジネススタイルのプロフェッショナル集団」
そもそもプロフェッショナルとは「お客様に最大の価値と満足を最善の手段で提供する」事を突き詰める精神性の事。
技術レベルなどを表すものではない。まして、稼ぎ高がプロフェッショナルの条件ではない。
成果としてのギャランティはプロとして妥協してはならないが、ギャランティを目標、まして目的にするようなあさましい事はあってはならない。
また、自己満足の為にこだわりがあってもいけない。例えば「丁寧」と「バカ丁寧」の違いが客観的に判断できないのは自己満足主義の悪しきパターンである。
しかし、ストイシズムだけでは現実問題として飯が食えない。それではそもそも何も出来ない。
そんな中で常に意識しなくておかなくてはならないのは以下。
1.自分の食い扶持は自分で稼げ。これで半人前。
2.人の食い扶持も稼いでやっと1人前。
インデペンデントに所属するプロフェッショナルとしての最低限の矜持としたい。
あと、商品サービスはお客様の望む形で提供しなくてはならないが、その営業や開発プロセスはビジネス合理性があれば形にこだわる必要は全く無い。
時間やロケーションを超越した方法論を自分で考えればよし。極端に言えば、夏は北海道、冬は沖縄でテレワークでも全く問題ない。
ただし、ビジネスは相手が有ってのこと。自分の価値観だけでプロセスを決定することが、決して最良を生まない事も多々あることを理解しておく必要がある。
プロフェッショナルは決してアーティストではないのである。
零細中小企業が生き残るためには、めっちゃ高いレベルの覚悟が無いといかん時代でしょうね。
一見、アメリカ的弱肉強食主義、勝ち組負け組的な厳しさとの批判も覚悟です。でも、根本的にひとり一人はそのくらいの覚悟を持っていないと零細中小企業なんて成り立たないでしょうね。
投稿情報: ara3 | 2009年10 月16日 (金曜日) 19時00分
難しいですね~。
私は自分の食い扶持で精一杯なので半人前だな・・・女房の分を考えてもよいならなんとか一人前か?(笑)
ara3の並々ならぬ決意表明に、身の引締まる思いです。
投稿情報: むらちゃん | 2009年10 月15日 (木曜日) 11時26分