毎日のようにチェックしている、知床オプショナルツアー社のblog。流氷の様子があがっています。坊ちゃんと、来年受験が終わったら知床に流氷を見に行こうねと約束中。彼には、出来る限りの実体験をさせてやりたいなと思っている。普段、遊べない(遊ばない?)トーちゃんだけに、出来るだけ一緒にいるときには「たとえ小さいとしても本物」を感じさせたいなと思う次第。
今日の帰り途中、若い衆HORといろいろと話す中で「父親の役割(使命)」という話に。
彼曰く、「かっこいい父親でありたい」とのこと。なるほど。まぁ、彼は子どもはいないのでこれからのことか(笑)。
父親の使命とは何か。また、逆に母親の使命とはなにか。
母親は、子どもに対しては「安らぎを与えること」。突き詰めればここだけではないかなと常々思っている。
父親は「社会の掟を教えること」。やはり、これだけ。
掟とはなにか。いわゆるルールだけではなく、生きていくための「哲学」「美学」も含めた「生き様」を伝えることだと思うんだなぁ。人と人の関わりの中での結果、品格なるものにもつながる気がする。
うちの坊ちゃんが生まれてから、常々意識しているのが「彼の目に、鷲の生き様はどう写るか」。
絶対に彼の前で言わないことがいくつかある。いわゆる一般的には「愚痴」とか「こぼし」と言われるたぐいのフレーズ。こんなのを父親が口にしていたら、そんな父親をどう思うかと考えると、口に出来ない。こぼして変わらないなら、無駄なこぼしをしないのも美学。
こんなのを我慢するのも、父親としての「社会の掟」だと思う次第。
つうか、結婚するときに心に誓ったことを、そのまま子どもにも実践しているだけだったりして。鷲、女房の前で「疲れた」「面白くない」とか「やってられない」とか言ったことない。疲れた旦那の姿を見せても、彼女も楽しくないだろうし。まぁ、言っても彼女のことだから「あんた、好き勝手なことをやってるんだから、こぼすんじゃないわよ」って言われておしまいだと思うが(笑)。
偉そうにすみません。おっしゃるとおり悪口もそうですね。大丈夫かなぁ、鷲。
厳しさなんですが、母親の厳しさと男親の厳しさは違う世界のものかななんて思っています。ですので、私も普段はメチャクチャ甘やかしているというか、何でもオッケーの父親です(笑)。・・・いまだ、順ちゃんだし。
投稿情報: ara3 | 2008年3 月15日 (土曜日) 15時15分
う~ん、なるほど~。
勉強になります。
私は、どうもあまりに「ありのまま」の自分を見せ過ぎている鴨。
喜怒哀楽+グチ+軽口は、そのまま出しているなぁ。
ただ、人の悪口だけは絶対言いません。
これは子供の前だけでなく、家内だろうが親だろうが親友
だろうが言いませんけどね。(^^;
本当はもっと厳しい父親になった方が良いとも思うのですが、
私よりカミさんの方が厳しいもんで、つい甘くなっちゃうんです。
いかんなぁ~。
投稿情報: 岩間 | 2008年3 月14日 (金曜日) 09時33分