ドコモからも、本日発表。これで端末の販売制度の変更に関して3社が出そろった(まぁ、SBMのスーパーボーナスは、ちと意味合いが違う部分もあるが)。
この制度で、総務省モバイルビジネス研究会のいう、透明感、公平感がユーザにどう伝わるのか見物。単純に、端末安いけど利用料高い。もしくは、端末高いけど利用料安いともならない気がするんだなぁ。どっちを選ぶか、ユーザーは結構悩ましいだろうな。
今回、単純に見ると「ドコモのバリューコース」分割払いが導入されたのが、auとの大きな違い。プラン的にも、auのシンプルプランは、比較にならない状況(ドコモが強いと言う意味)。しかし、auはユーザーのコスト的な面ではエライ強気だなぁというのが最近の感想。どこにも(というのは言い過ぎかもしれないが)利用金額面での強さが無いんだがなぁ。ハッキリ言って、auは高い、殆どの場合。
対SBMで考えた場合。頭金が設定されることも考えられるので、持ち帰り価格がゼロ円にならない場合もありそうだが、端末を購入する際のハードルはかなり低くなったと感じる。スーパーボーナス対抗も表面的にも実質的にも楽になったはず。また、プランを安くすることで、ホワイトとの対抗も楽に。ただ、SBMのコスト面は複雑である上に強敵。どこを比較するか、どの時間軸でコストを出すか。ここが難しいな。
さて、今回の制度で気になるのが、量販店の現場の変化。端末価格が、いわゆるブランドショップとの差が無くなってくるはず。量販店をどのように位置づけるのかが、これからの量販店での勝負のポイントではないかな。「買い場にするのか売り場にするのか」なんって事も考えないといけないだろう。接客応対の質も変えないといけないだろうなぁ。でも、量販店環境でブランドショップと同じ接客応対は、事実上不可能。
量販店の現場は、ブランドショップとちがって、キャリアがダイレクトに手を突っ込めない分野。今後、量販店をどう位置づけるのかもキャリアで差が出るだろうし、それによって戦術も大きく変わる気がする。
しかし、このあとミニ併売店はどうなるのやら。
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