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生命保険を使った節税対策。保険料を経費として計上し、税額を減らす。数年後の返礼率と利益状況で解約をして、過去収益を現時点収益として計上。確かに現金も増える。
写真の絵。利益1億円。そのまま申告すると、納税5千万円、現預金5千万円。それが、保険で節税をすると、保険料1千万円、現預金9千万円。
コレ見て真に受ける経営者がいたら失格だろう。B/S、P/Lと全く関連のない金額表示というより、都合よすぎな解釈とちゃうか?
だいたい今の生命保険運用環境の中で、誰が損するか冷静に考えてみれば、答え一発。急上昇、急降下の業績が目に見えているなら入るべしだけど、そんな経営してちゃそもそもおかしいだろ。
時間軸も含めてお金が流れるから判りにくいんだが、金融商品は基本的に「誰かが儲かったら、誰かが損する」仕組み。じゃぁ、保険会社、保険代理店、お国とそして我々の誰が損するか?得するか?
って言うと保険屋さんは、保険の目的はリスクの平準化ですから損とか得とかではありませんって言う。本気でそう考えているのか?なら、こんな商品売るなと思うんだがなぁ。
>社員に、こんな教育・・・どんな場面でするのですか?
”金に金を稼がせる”話は公然とはあまりしません。
後ろめたい気持ちはまったくありませんが、若い人は勘違いをするかもしれませんので。
たとえば家を建てる、マンションを買うなど、これも投資の1つです。
生涯年収の何%かを投資するわけですから。
朝礼なんかで、家を建てることも投資であるという認識や原理原則的なことは話しました。
けっこう勘違いしていますね。
投稿情報: ワラビ方面 | 2007年5 月 4日 (金曜日) 02時27分
>でも、避けて通るばかりではいけないと思います、とくに経営者は。
グサッ・・・痛いところを突いてきます(苦笑)。はい、毛嫌いしています。なぜだか理由はわからないのですが。バブルの時に痛い目にあったのは、ゴルフとマンションなんで、金融にはやられていないのですが・・・。アッ、カブ、スコシヤラレマシタガ
金に金を産ませる。効率的で良いんですが・・・職人気質には、どーにも素肌感が合わないのです。
でも、経営者として勉強はしないといけないなと、最近は思い始めて居る気もしています。好きになろうとかではなく、知らないで嫌ってはいけないなと。
社員に、こんな教育・・・どんな場面でするのですか? 子どもの作り方なら教えるの楽しそうですが・・・って茶化しちゃいけませんね。
投稿情報: ara3 | 2007年5 月 4日 (金曜日) 00時02分
>・・・そもそも、金融商品は疑ってかかるというのが基本だと
そのとおりです。
でも、避けて通るばかりではいけないと思います、とくに経営者は。
老後の資金などは、年金がどこまで期待できるか大いに疑問ありですから、”金に金を稼がせる”ことは必要です。
そのためには多少のお金をかけて勉強することは当然ながら、かかりつけの医者のように”かかりつけの金融担当”がいるといいですね。
”とくに経営者の場合は”のくだりは、社員がだまされないように教育の一環として教える必要があるからです。
社長って大変。
投稿情報: ワラビ方面 | 2007年5 月 3日 (木曜日) 13時17分
ですよねぇ・・・パット見、得そうに見えるんですが、冷静に考えれば、単なる先送りで、解約時には課税(黒字の場合)。おっしゃるとおり、手数料分だけ損ですね。未だに、入る経営者が居るんでしょうねぇ。よほどセールストークが上手いのか、数字に疎い人が多いのか判りませんが・・・って、私もさして係数に長けているわけではないのですが(苦笑)。
・・・そもそも、金融商品は疑ってかかるというのが基本だと思うんです、はい。
投稿情報: ara3 | 2007年5 月 3日 (木曜日) 00時43分
ワラビ方面
ボクも最初聞いたときは何のことかわからず何回か聞いた。
何だ単なる利益の繰越じゃん、手数料分だけ損ね、で終わった。
それからは鼻も引っ掛けない。
でも騙されるやつがいるのだから平和かな。
投稿情報: | 2007年5 月 2日 (水曜日) 21時28分