商人としての意地・志・感性

そして誇り。

誹謗中傷するつもりではない。同じ商人としてあまりに情けないので書いておきたい。住んでいる街の商店街の年末くじキャンペーン。 買い物をすると、くじをくれたらしい。その抽選会が本日行われた模様。

女房と坊ちゃん、いそいそと行ったら、全部末等。

そうしたらなんと、武富士のティッシュと、マクハリタマゴ（別地区の大型マンションのニックネーム）のノベルティバッチ。

予算が少ないのも判る。準備が大変なのも判る。でもね、あまりにも情けないと思うよ。他人（まったく商店街とは関係のない会社） のノベルティを、自分たちの景品として出すなんてさ。商人なら、身銭切るか、知恵絞れよ。

まして、サラ金のティッシュなんて、言語道断だろう。商人が絶対に近寄ってはいけないところだぜ。 そのお先棒担ぎを自分たちのイベントで行うなんて・・・信じられない感性。

色々な事情があったのは想像に難くない。でもね、これを通した商店会の幹部さんと企画担当さん。商人として、 自分の考え方や志を見直した方が良いと思うよ。安直を通り越して、信じられないよ、同じ商人として。

坊ちゃんもビックリしていたし、女房なんてあきれかえっていたよ。多分、これは普通の感想でしょう。この印象を払拭するのは、 かなり時間が掛かると思うな。

Comments

[投稿情報: ara3]

コンサルタントが入るとか以前の問題ですね。これ以上書くと、彼らへの人格攻撃になるのでやめますが（苦笑）。
志のない商人、誇りのない商人、折り目のない商人・・・客、寄りつきません。商人は、商品だけではなく、オーナーの人格を売っていることを知ってほしいなと思いましたわ・・・なんて、若輩者が偉そうに言ってますが。
しかし、駐車場の件・・・僕だったら速攻、商店会脱会ですね。嫌われるのは平気ですが、舐められるのは許しませんので（笑）

[投稿情報: myzk]

見落としていましたm(_ _)m

ダメダメですよねぇ・・・。このチグハグした感じがどうも馴染めないんですよね。

図書館の敷地内のアチコチに「これより犬立ち入り禁止」の札を館長の趣味で立てるのもどうかと思っていたら、コア建設に労した犬飼い住民に一喝されて撤去。結果、犬が入って良いかどうかファジーだった敷地→入れないという立て札により立ち入り禁止に→その札撤去により「禁止が解けた」という意味にも取れてしまう・・・。
今も入口付近に「この場所に犬を繋ぐこと禁止」の札が出ているんですが、禁止するだけでどこかに繋ぐ場所を設けるという発想などまったくない（犬の散歩ついでに本の返却とかの人いるんですよね）。
商店会の今回の愚行とは違うのかもしれませんが、トホホなお偉いさん達だと思います。サラ金のティッシュを景品にしているところなど他所にもあるんですかね？
とある町内商店主のところに商店会の人が来て、営業するならお客様用の駐車場確保をということで、町内公休駐車場に何台かを3年契約で借りさせたのですが、商店主が他商店主に尋ねたら他は断ったことで借りなくて済んだとかの話も聞いています。
心や発想の根底が窺い知れますね。