本来、借金はすべきでは無いと思います。
とはいえ、チャンスを活かす上でキャッシュが無いと仕掛けができない、仕掛けを維持できないと言うことになれば、話は別。よく言う「生産性の無い費用のため」「赤字の単なる穴埋め」の借り入れは、本来避けるべきことです(とはいえ、そのときの波及効果が後日何かを生むと言うこともあり得るので、100%御法度では無いとも思っています)。
うちの会社は本来、仕入れもありませんし設備投資も必要がほとんど無い会社ですので、資本を増資して自己資金で回すことがしやすい会社。とはいえ、資本増資となりますと色々な懸念点も出てきます。現状、低金利政策が続く中で、いかに借り入れをしても金利負担はさほど大きくありません。
とはいえ、この借り入れ環境は昔から商売をやっているモノとして、急変することも体験済み。金利そのものが急上昇することもですが、借り換えができなくなるなどの金融関係機関の都合というのが露骨に出てくるときもあります。
不思議なモノで、借りる必要性の低いときには「借りませんか?」。借りたいときには・・・。これが中小企業を取り巻く資金環境と割り切っておくことが重要と、ある意味達観しています。
今回、写真にもあるように「震災復興資金」なる制度融資があるとのこと。ちょうど仕掛けるタイミングであったことと、借り換えでの優位(多少かな)にもつながるので申し込み。メインバンクの後輩担当者が提案してきました。
どういうわけか、復興資金借り入れ条件にたまたま「その部分」が合致していることもあり、被災者向けではありませんので遠慮無く使わせてもらうことに。
資金繰りに関しては2014年の経営目標をクリアすることが大前提ですが、下期の経済環境が読みにくくなってきている中でキャッシュリッチ(本来は意味違いますが)な状況にして、フリーハンドをつくりました。
バランスシートの水ぶくれは2014年に解消目標です。
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