今日は、メインバンクにお邪魔して新担当さんと初の打ち合わせ。驚くことに、なんと中高の後輩(笑)。先生も共通に習った先生もいました。いやぁ、今週は本当に母校つながりウィークでした。
久しぶりに店頭にお邪魔してみたら、投信と保険のチラシが待合コーナーに。
まぁ、手数料稼ぎも大事なビジネス、正業だと思いますが、そもそもの銀行の本分は何か。以前から書いていますが、銀行の本分は「信用創造」。ビジネスに資金を流通させることで、富の再生産支援。取引先を分析し「信用」を可視化して、そこに資金を環流させる。その中で、金利収入で利ざやを稼ぐ。
これが銀行の本分でしょう。
現状の日本の産業分野をみると余り明るい話題もない。そうなると貸出先も下降傾向。そうなると収入を得るために手数料稼ぎになる。それはそれで否定はしないが、手数料稼ぎは本来の信用創造とは全くことなるビジネスモデル。そっちに走るような銀行があるとしたら、志は何処にあるんだと問いたい。
特にうちのメインバンクは地方銀行として、地域経済の活性化の重責を担っているはず。泥臭いはなしであるが、地域の声を聞いて、ビジネスのコーディネートや情報提供もしっかりとして貰いたい。
これから求められる地域銀行のあるべき姿は本来の本分とともに、ビジネスモデルのヒントとなる情報を繋ぐこと。そこを子会社のシンクタンクに任せているうちは、つまらないだろうなぁ。
社長の生の声を繋ぐこと。地域のアイデアや想いを口利きすること。こんな銀行をみんな求めていると思います。もちろん、貸し出しに積極的であると言うのが前提ですが(笑)。
しかし、本来金融はボリュームビジネス。しかし、地域ビジネスはスモールビジネス。ここを受け持つ地域金融機関の収益確保は大変な状況だろうなと想像。コストをかけずに貸し出しを伸ばす。都市銀行がよく持ち込む、スコアリングが解の1つなんだろうけど、なんか違和感あり。
と、カネを借りてる人間か上から目線でゴメンナサイね、後輩担当者様(笑)。
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