噂のボタン1つで窓の色を変えてサンシェードに変身する機能。夜だったのでわかりにくいですが、反応は遅いけどホント真っ黒になります(笑)。窓も本当に大きくなったなぁ。
さて、乗客にとって長い間せまい機内に閉じ込められる中での快適性は重要なこと。787はボディをカーボンファイバーの複合材で作ったおかげで、薄くて、軽くて、強度の高い構造にすることができた。なので、天上などもとても高くて気持ちいい。
そして与圧を今までの2400m相当の気圧レベルから1800mレベルまで高めた。そして、錆びることがないボディであるおかげで湿度を確保できるようになった。そして最新の空気清浄システムで、噂ではクリーンルーム並?。
なので、乗ってみないとわからないことだが、まず「つばを飲み込んでも」何も変化が起きない。最近の飛行機には珍しい座席上部にエアブリーズがあるのだが、顔にエアーをかけっぱなしで1時間乗っていても、鼻も、唇も乾燥しない。目も痒くならない。身体には間違いなく負担は少なくなっている。
それから、とにかくエンジン音が低い。高周波成分が間違いなく減っているから機内が静か。油圧ポンプか何かのモーター音が目立つくらいに静か。
ボディに対しての微振動もA320レベルまで低いから、壁に頭をよりかけていてもしっかり寝られそう。
乗り心地も、今までのボーイングとは異なる感じがある。MD系は翼が硬くて、ダイレクトに振動が来る感じで、ボーイングは翼が柔軟で翼がある程度吸収するけど、有る一定の大きさをこえると、翼とボディが別々に振動する印象があった。787は翼がダンパーの役目をしているような、おっとりとした乗り心地。
しかし、シートだけはいただけない。最近プレミアムエコノミーの採用されているシェル型もどきで、前から背中は倒れてこないので、手元は常に広々。しかし・・・シェル型はシェルの中でシートバックがリクライニングするのだが、787のエコノミーシートはシートバックは変わらず、座面だけ前にスライドしてエセリクライニング。これは長時間はきついだろうなぁ。
まぁ、いやならCに乗れと言うことかなと(笑)
想像以上に快適な飛行機。ボディが複合材になったおかげでこれほど変わるとは。
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