門前仲町辺りを仕切る、菱沼さんの女将さんと毎年の会話もいつものように無事終了。
江戸っ子の見栄と鯔背っぷり満載の毎年の儀式。たっぷりとご祝儀も弾んで、我が社、我が家はいつも他の人たちよりも手締めが四本から五本になるのがご愛敬。
というより、それが江戸っ子商人としての気合い注入。
これで、平成24年の我が社の商売は「不況退散」「商売繁盛」が約束された訳です。毎年、この菱沼の若い衆達の気合いの入った締めで、来年へのやる気を奮い立たせます。彼らの調和が取れた手締めは心が震えます。武者震いします。
職人上がりの親方は、こんな事にこだわるのです。
今年の熊手は、まだまだ最盛期の大きさには戻りませんが、去年よりも一回り大きくさせて貰いました。まだまだ再建途上の株式会社エクソンですが、水面から陸地には上がれたので、そのご褒美と証ということで。
松風には、会社、自宅、坊ちゃマン用の3本の熊手が。
真ん中のアンパンマンは、菱沼の女将さんが坊ちゃマンにくれた綿菓子(笑)。ご祝儀たっぷり弾んだから特別待遇満載。いいね、判りやすくって。
しかし、いつ来ても思うんだが・・・作法をしらないお客が多すぎだなぁ。こういうときだけでも、江戸っ子としての粋だとおもうんだがねぇ・・・と、自分を粋と言うつもりはさらさら無いが。この辺は、亡きオヤジの仕込みに感謝だな。
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