「A地点からB地点に快速、快適かつ安全にお客様をお届けする」
これが、キャリアの本質だと思うが。
最近は、この中の快適というのを多少犠牲にして安価に提供するキャリアも出てきている。お客様の選択肢が増えてくるという意味では悪いことではないが安全だけは絶対に犠牲にして欲しくないもんだ。
さて、振り返って所属するケータイ業界におけるキャリアの本質はどこにあるか。ここをどう捉えるか難しい気がして仕方ない。絞って絞って削って削って考えれば「パケットを変質させずに送受信する手段の提供」か。でも、これでは付加価値とは言いづらい。となると、パケットを変質(技術的な視点ではツッコミ無しでお願いします)させる方向に出てくる。i-modeがそう。SPモードが試金石のような気がする。ネイティブインターネットにキャリアがどうチャレンジするのか。
言い方悪いが、土管に逆戻りか、SaaSではないがCaaS(こんなんないか)に行くか。数年前から言っている「交換機の設備装置産業からサービス産業への転換」の時期がここ数年で決まると言うところだと思っています。
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