NTTドコモやKDDIが、9975円の解約料がかかる携帯電話の定期契約料金プランを設定しているのは、消費者の選択の自由を不当に制限するとして、NPO法人「京都消費者契約ネットワーク」は10日、無料の電話相談を実施する。今後相談事例を集め、提訴も検討するという。 同NPOは「高額な解約料は携帯電話会社による消費者の囲い込み。携帯電話番号を変更することなく、携帯電話会社を変更できるMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)の趣旨からも外れる」と主張している。 同NPOの長野浩三弁護士によると、NTTドコモやKDDIの場合、2年間の定期契約を続ければ、基本料金は半額となるが、解約する場合は、9975円の解約料がかかる料金プランがある。このプランは2年経過すると自動更新され、途中解約すれば解約料を負担しなければならないという。 同NPOは、解約料は高額で、消費者の選択の自由を不当に制限していると指摘。さらに「2年経過後も解約料の負担を求めるのは消費者契約法に違反する」としている。 両社は「料金プランについては利用者に十分説明し、選択してもらっている。利用者の負担を軽減するものであり、消費者契約法違反には該当しないと考えている」と説明している。 相談電話((電)075・241・3951)は、10日午前10時~午後4時まで開設。弁護士や司法書士など約10人が対応する。
まぁ色々なところにもの申すのがこの手の団体のお仕事ではあるのは重々理解。主張していることに決定的な論理破綻があるようにももちろん感じない。
しかし、「解約料は消費者の囲い込み」ここだけ取り出して、解約料が囲い込みの根本的だというような論点は違うと思うがなぁ。記事なので前後の談話が省かれている可能性はあると思うが・・・。
購買には「メリット、デメリット」の両面がある訳なので、まず消費者が理解しているか(説明責任を売り側が怠っていない)、そしてメリットが上回ることを納得(定量的、定性的の両面で消費者の期待を上回る説明結果)していれば法的な観点だけではなく商倫理的な問題も無いはず。
その結果で囲い込みは企業戦略として正しいと思うが。
ただまぁ、個人的には2年契約での自動更新(更新月一ヶ月)は長いというか面倒だなと言う気もしている。解約金が高いかどうかは、契約しているプランというか利用状況次第なのでなんとも言えない。選択肢として例えば3年契約のそれ以降は解約金無しなども有ってもいいのかなと言う気がする。
この辺は、先般のSIMMロックに関する動きと共に変わってくるだろうな。ややこしくなるぞぉ絶対に(苦笑)。
説明はしているはずだと思うんですが・・・お客様に理解納得して頂かないと責任は果たしていませんね。
myzkさんがどうのではなく(笑)・・・色々なお客様のレベルや状況に合わせて、メリデメを伝えきるのは・・・至難の業であるのも事実です。
これが出来るケータイショップのスタッフは・・・(苦笑)頑張ります。
投稿情報: ara3 | 2010年4 月 9日 (金曜日) 18時39分
DoCoMoは分かりませんが、au窓口担当は説明ちゃんとしているのかは甚だ疑問です。何故疑問かと言えば、私が正しいかどうか判断できないほど自分自身に知識がないと言うことだと思います。自分の契約内容ぐらい自分で把握しろと言うことなのだとは思いますが・・・。
先日2年間の足かせが取れて新機種と交換したのですが、次なる2年は機種への足かせではなくauとの継続契約の足かせとの説明を受けました。2年経過後の自動延長との説明も受けましたが、これがauから2年後に案内があるのかどうか尋ねるのを忘れてしまいました。いずれにしろマニュアル本読解力はあるほうと自負してたのですが、こと携帯電話の料金プランについては相変わらず例外であります。
投稿情報: myzk | 2010年4 月 9日 (金曜日) 13時14分