一人一人のジリツ×2を会社として活かして行くために何が必要か。
いわゆる「チームワーク」であろう。これは敢えて「組織の力」とは解釈しない。
まず、チームワークの前提は何か?
先日、たまたま話す機会の有った若い友人が「チームワークは相手の価値観を認めるところからだよ」とポツリ。
持っている背景や生い立ちによって、モノの捉え方が異なり仕事に対しての価値観には違いが必ずでる。その結果、色々な要望や要求に差がでる。
そしてその要望要求が通らないと不満やらにつながることもある。
人それぞれに色々な価値観が有るのは自然な事で、生存原則としての多様性という意味では健全なことであろう。
しかし、その健全性は「相手の価値観を認める」ことが必要条件。
そして、そもそも「認める」とは「アナタの価値観も正しい」と捉えることではないだろうか。
「自分の価値観【が】正しい」を立脚点では相手を認める事には程遠い。いわゆる原理主義者。果ては自爆テロリストに近いか。
色々な人間が集まって、お互いの価値観を尊重することは出来るか?
この命題に対して有りがちな間違いは「みんなの価値観は全て正しい。だからそれぞれの価値判断をすれば良い」。
この薄甘い正義は会社では正しくない事が多い。まして、今のTWSの置かれている状況においては致命的な考え方であろう。
しかし、自分の価値観を押しつけるがごとくの行動よりは異臭は放たないであろうか。
チームワークは価値観を認める「アナタ【も】正しい」中での、価値観差違の摺り合わせ姿勢だろう。
摺り合わせは決して譲り合いでもないし、勝ち負けでも、まして損得でもない。
チームワークとは、お互いの価値観を建設的に組み合わせることだと思うが。
その建設図面は会社の理念と目的と展望に現されている。
・・・人間の徳は耳に現れるか・・・自戒だな。
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