今回のチョイスはホンダのフィット。コンパクトカーのベストセラー車。パッケージングはさすが。室内の使い勝手は、ファミリーカーとして抜群じゃないかしら。
外装のデザイン。ホンダはCセグメント以上はボロボロだけど、Aセグメントは上手いなぁと思う・・・が、内装はなんなのよ、これ(苦笑)。ハンドルの写真を見れば判るが、妙なスポーツ感覚というかヤンチャ感覚が丸出し。質感は車格から言って求めてはいけないけど・・・このセンスはねぇ。フィットもアメリカに出しているのかしら?アメホンの要求?ヨーロッパ人はAセグにこんなテイストは求めないだろう。
さて、エンジン。
ホンダらしいストレスフリーなふけ上がり。バイブレーションの少なさとエンジン音の調教具合は快適な環境を作ってるなぁ。パワーは排気量なりなのかしら?マツダの方がトルキーなエンジンかなぁ。でも、モーターチックに快適に走りたいならホンダかな。
そして、トランスミッション。CVT搭載なので、どんなときにも最大トルクで走れるのでキビキビ感最高。CVTって大好きなんだよなぁ。でも、ホンダのCVTは低速領域で躾ができてないなぁ。ぎくしゃくする。CVTは日産の奴がいいぞ・・・つうか、これはセッティングの違いかしら。
足回り。これは・・・ダメつうか、コストダウンがバレバレ。なんなのよ、あのショックアブソーバーはさ。久しぶりに最低なショック。メーカーどこのよ?とにかく高速入力に対しての初動が悪すぎ。なので、乗り心地が本来柔らかいセッティングのはずなのにゴツゴツ。柔らかいバネと緩めのショックで作られているのに、突き上げの初動を跳ね返すから変なピッチングが出て、路面状況によっては最悪の挙動。
路面のスムースな山道や高速道路では、ロールセンターも低めにあるみたいだし、低速入力に対してはしっかりとした仕事をするので、快適なコーナリングができる。
ホンダの足回りはストロークが短いなんて言われることもあるが、実はショックアブソーバーの品質なんじゃないかなと言う気がしている。入力のスピードに対しての反応が良いショックと悪いショックは全然違うんだよなぁ。ヨーロッパ車はこの辺がちゃうんだなぁ。
不満ではないが、フロントのキャスター角が寝過ぎ?短いホイールベースで直進性を確保したいのかもしれないけど、街中で交差点曲がったときのハンドルの戻り力が強すぎないかしら?
エンジン、パッケージング文句なし。しかーし、最低なショックアブソーバーがついていることで乗り心地悪すぎ。たぶん、「ホンダの車は足回りが堅めに作られているんで」なんてセールストークに騙されているお客が多いと想像。鷲がもしもフィットを買ったら、ショックは社外品(あるんかな?)に取り替える。
足の硬さを勘違いしている人が多すぎ。今回の場合、ショックアブソーバーの動作が渋いのが硬さを生んでいる最悪のパターンと見たが。
まぁ、フィットに良いショックはつけられないか(苦笑)。
しかし、リアルタイムの燃費計が真ん中にあるのね。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。