リッツカールトンのレモン。背中の皮に切れ目を入れてある。ここまでやっているお店はそうはない(わしの知る範囲では)。 こうしてあることで、レモンを搾る力が少なくて済み、周りに汁を飛ばすことは、無くなる。
って、実は気がつかない客も多いんだけどね(苦笑)。漫然とサービスを受けているうちはツマラナイですぜ・・・。
僕はこれを”「・・・だよね」サービス”と呼びたい。
「うん?」と一呼吸おいて、その心配りに、ちょっと微笑む。そんなサービスが好きだなぁ。大したテクニックが必要でも無いと思う。 でもここまでやる、志というのか、姿勢というのか、気持ちというのか、意地というのかは判らない。
サービスに手抜きが無い。正確に言うとホスピタリティマインドに裏打ちされたサービスが徹底している。リッツカールトンしかり、 最高峰のサービスとはこんな所に違いが出るんだと思う。
あと、今回「も」唸ったのは「スタッフの視野の広さ」。
下を向いていてはいけない。サービスそのものに目を向けてもいけない。まして商品を見ていてはいけない。 常にお客様を観察していること。ただし、これは凝視では無い。じゃぁ、お客様を凝視ではなく観察ってなんなのか。
じつは、リッツのスタッフのすばらしさは、お客様とともに、その周りの同僚スタッフをちゃんと見ていること。これを「観察」としたい。 なので、すぐにフォローに入れるから、お客様を放っておかない事になる。単なる連携とも違うんだなぁ、これは。
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