恥を忍んで公開しちゃおう・・・。抽象的なこと、具体的なこと、個人的なこと、組織的なこと、論理的なこと、感情的なこと・・・良い会社にしようプロジェクト、題してIKP。
社員に会社を作ってもらおうとか、社員だけに考えさせようとかでもなく、僕も含め、会社の主役が当事者として、良い会社で働きたいと言う基本的な欲求をみたすためにがんばっていきたいなと。
がんばる=考える。がんばる=作る。がんばる=実行する。がんばる=継続する。
そのためには、自分たちで出来ることは何か。どこから手を付けるべきか。べき論で話すと重ければ、どうしたいのかなんていう、願望レベルでもよし。
始めないことには何も変わらない。今をヨシとするなら、それをハッキリとみんなで認識をしたいしね。変えたいなら、みんなで変えよう。
スタートに辺り、社員に流したメールは以下。恥を忍んで・・・当然外部の方には、意味不明な事多いでしょう。僕の想いや背景が見えていませんから。そして、僕の文章力の無さも大きな問題。自分の想いを文章に出来ないのも、シャチョーとしてまだまだ修行が足りない証拠。
社員と一緒にTWSは悩んでいるというのは適切ではないかもしれませんが、蠢いています(笑)
--------------以下、社員に同報した3通のメール
to常勤スタッフ
おつかれさま
表題の件、スタートメンバーは昨日お話をしましが、以下のメンバーでスター
トをします。
評価系(年齢順+TWS直接雇用スタッフ)・・・●●、●●、●●
文化系(勤務年数)・・・●●、●●、●●
スタート地点はこのメンバーで行いますが、入れ替えと飛び入りは毎回
行っていって貰いたいと思います。どのタイミングでも発言が出来ること。ど
のタイミングでも状況を確認できること。これを実現しながら進めていきます。
再確認をしておきますが、
大原則は「自分たちに良い会社は、お客様にも良い会社であるはず」とします。
良い会社であれば、良い成果が生まれるはずです。良い成果は、自分たちの成
果であると同時に、ビジネスですからお客様にとっての高付加価値な商品でも
あると言うことになります。それは、結果的には会社にとっての利益になりま
す。
このあと、上記メンバーに「ではヨロシクでは」先に進まないと思いますので、
進め方や、最初のテーマとゴール(チェックポイント)は僕の方から出します。
最終ゴールは、議論の中で決めて貰います。また、スケジュールは来年の3月
までには結論が出ることとします。
また、先日は上記様なテーマ分けをしましたが、判りにくいのと、話しが偏る
可能性がありそうなので、呼び名を変更します。
評価系→業務系。文化系→生活系
大きな視点で自分たちの環境を捉え、どこから議論していくべきなのかを考え
ていきたいと思います。
僕からIKPに関しての連絡などは、基本的にALLで投げます。議論そのものをど
う進めるかは、上記メンバーで決めて貰えれば良いと思います。
あらまき@仙台
おつかれさま
IKP生活は、
「居心地の良い会社」とは何かを検討して貰いたいと思います。業務と違って、
楽しさを考えて貰うことになると思います。
議論では、物理的にみんなの目標となるような「買い物」「文化」「持ち物」
こんなのを通じて、ユニークな会社としての共通目標をみんなでもって、笑顔
で厳しい仕事を乗り切るための「にんじん」を作るのも良いのかなと言うとこ
ろです。
以前は、ハワイ旅行に行きたい、広い事務所に引っ越そうというような、仕事
の内容とは直接的に関係のないような、笑いながら話せる共通の目標がありま
した。最近はこれが薄くなってきて、大人数になってきたことと関連して、仲
間としての連帯感が希薄なってきたなというのが背景としてあります。
IKP生活では、笑いながらみんなで「がんばろうぜ、○○目指してさ」って言
うような空気、文化を創るのをどうすればいいか。また、何を目標にすればい
いのかを考えて欲しいと思います。
最初の議論は、ここからとしませんか?
●会社に何があると嬉しいか●
ここをフリーディスカッションで上げていきましょう。モノでも良いでしょう、
スローガン的な事でも良いでしょう。みんなが、それを見ると、思い出すと
「ホッとする」「にこっとする」「だよね・・とうなずける」こんなのがある
のが良い会社なのかなという気がしています。
最終的には、1つに絞る必要はありません。優先順位や重要度の違いは最終的
には必要と思いますが、みんなが納得できるモノが必要な数量欲しいなと思い
ます。
この辺を11月中には出来れば良いのではないかと思います。
そして、大事なことは、最初に指名されたメンバーの中でリーダーを決めて貰
うことです。リーダーのいないミーティングは結論がでません。
ここだけは、3人で決めてください。僕は、そのリーダーへのアドバイスを通
じて議論に当初は参加します。
おつかれさま
IKP業務は、
「仕事をする上で良い会社」とは何かを検討して貰いたいと思います。ある意
味「厳しさ」を考えて貰う事になると思います。
最終的には、組織の話しや給料の話しにもなるかもしれません。しかし、給料
はあくまでも成果物。成果物を得るためのプロセスや、基本となる会社として
の考え方、スタッフ同士で明らかな評価点。こんな所をまず考えて貰いたいな
と思います。
先日の打ち合わせでも、自分たちの「良い会社」の定義があったと思います。
それを思い出しながら、具体的な内容に落とし込みましょう。
最初の議論は、ここからとしませんか?
●どんなテーマがあるか●
ここをフリーディスカッションで上げていきましょう。その後、テーマの集約
とカテゴリー付け、優先順位付け、スケジューリング、そして具体的な検討。
この辺を11月中には出来れば良いのではないかと思います。
そして、大事なことは、最初に指名されたメンバーの中でリーダーを決めて貰
うことです。リーダーのいないミーティングは結論がでません。
ここだけは、3人で決めてください。僕は、そのリーダーへのアドバイスを通
じて議論に当初は参加します。
myzkさんにそういっていただけると、自信が持てます。ありがとうございます。
背中を見せる・・・そう思って居るのですが、たまには振り返ったり、手をさしのべたりしないとしないとダメなんだろうなと、最近つくづく思います。甘やかすと言うことではなくですね。
僕は、職人の父親に育てられ、ビジネスの世界のスタートが職人の世界なので、背中を見て育つ、育てられるが当たり前でした。それが、正解なんだとも思っていました。
でも、ジェネレーションの違うスタッフも増えてきて、まして人数が増える中、日常的に顔を合わせていない親方の背中。こっちは見せているつもりでも、見えていないときも沢山あるんだろうなぁと。
このblogなんかもそれを解決するための1つの手段としてやっていますが・・・。
本来、オーナーとして自分の会社なんですから、自分の価値観で構築するためにシャチョーをやっているはずなんですが、多少なりとも大きくなると、自分「だけ」の会社ではなくなってくるんだなぁと、つくづく感じます(笑)。
投稿情報: ara3 | 2006年11 月12日 (日曜日) 15時53分
いやいや、ara3とこの社員の方は親方が発信するモノを受け止める訳だから教え甲斐や言い甲斐があると言うものなのでは。
昨日の品格ではないですが、人がやるから自分もやる(人がしないから自分もしない)ではなく、人がしなくても自分はすると言う辺りがヒントなのかななんて思ったりもします。行き着くところ、例の育ちだったり・・・と、やはり根本はそこらかなと。
たし算ひき算で言えば、最近今更なのですが、履歴書の書き方を見るとけっこういろいろ見えたりするんだなと思ったりもしています。
いずれにしろ、経営者さんたちには難しい面が多いですね。でも、自分の背中をしっかり社員の方々に見せているara3は素敵な親方だと思いますよ。
投稿情報: myzk | 2006年11 月12日 (日曜日) 11時19分
うっ・・・
仰るとおり、経営者の先っ走り、思いこみ、思い違い・・・うちも、実は変わらなくてはいけないのは僕自身と戒めつつです。
足し算割り算を知っているかどうかって、どうやって確認すれば良いんでしょうね。大人の集団として悩ましい話しかなと。
何ごとも、最終的には基本で決まりますねぇ。と言う意味では、人そのもので決まると言う感じでしょうか。
富岡八幡宮は、今年はお客が少なそうな印象です。景気は良くなっていると聞くのですが・・・験担ぎのバカオヤジ(笑)達には、もっと盛り上がって欲しいのですが。
投稿情報: ara3 | 2006年11 月12日 (日曜日) 02時15分
リッツカールトンに連れていったり、自主性と自発性を問うたりなど、いろいろ試みられているようですが、社員の方々が、たし算ひき算をちゃんと出来るから、社長がかけ算わり算を教えたり問題を出したり出来ると言うことなのでしょう。
最近の経営者の方々は、たし算ひき算も教えないで、かけ算わり算を教えたがる方も多いです。先を急ぎすぎるというか・・・。何でも基礎体力が大事と改めて思うこの頃であります。
週末、天気悪いのは嫌ですねぇ・・・。16日に富岡様の酉の市行ってきます。
投稿情報: myzk | 2006年11 月11日 (土曜日) 15時06分
でも、意外と人生って、対処療法が一番だったりするんですよね(爆笑)。・・・こういう風だからダイエットできないのかな??(自爆)
ただ、組織になってくると、対処療法=モグラたたきに取られるパワー(時間)が莫大になってくるので、根本からがやっぱり大事なんだと思いますって感じですわ。
投稿情報: ara3 | 2006年11 月10日 (金曜日) 16時05分
経営者としてのレベルが違うのでリアリティは薄いですが、こういう事を考えてるんだなぁという参考になります(笑)
自分に置き換えるて考えると、根本的な原因に気づいて解決しないと、手を替え品を替え同じような問題が起きる気がします。私もがんばろうっと(笑)
投稿情報: むらちゃん | 2006年11 月10日 (金曜日) 13時53分
会社の課題や問題って、人数に比例して大きさが変わるのではなく、違うレベルのモノが出現する様です。常に解決と発生の繰り返しで右往左往している感じですよ(笑)。
最近は、解決よりも発生の方が多いせいか、根本的なところから見直そうかというカンジです。
投稿情報: ara3 | 2006年11 月10日 (金曜日) 01時07分
人数が増えるに従い、Aと決めたことに同じ価値観を持てというのも難しく、みんなで同じ価値観を作っていくのも難しく、でも同じ価値観を共有した方が絶対にいいわけで、そういうことに取り組まれている、ということがすばらしいと思います。
投稿情報: いつ | 2006年11 月 9日 (木曜日) 16時52分