我が尊敬するHさんの人生訓が「徳は才の主にして、才は徳の奴なり」。この前から、ずーっと頭の中に残っている言葉。
また、最近つくづく思い出すのが、オヤジに昔言われた「若い時は抜き身の刃でもいい。しかし、40を超えたら大鉈であれ」という言葉。
うちの親父は任侠系の人間だったので、こんな表現をしていたが、もしかして徳と才の関係に近いのがあるのではないかと。
うちの会社は、ある意味「才」で商売をしている。人に勝る発想や知識、情報を元にコンサルティングを提供している。しかし、
それだけで買って貰っているのかというと違うような気がするんだなぁ。会社にも「徳」というべきものがあるんだと思う。
スタッフそれぞれの徳の集まりでもあるだろうし、ある意味、シャチョーのキャラクターや言動が会社の多くを作り上げている気もする。
会社の徳って何だろう?爺臭いことを言うようだが、最後に結果が付いてくるのは徳のある人、会社だと思うし、そうあって欲しい。
スタッフにも考えて貰いたいのが、才能や能力だけがビジネスではないと言うこと。
結果=能力×意志×情熱(By 稲盛さん)。意志を通すためには、その意志を人に理解して貰い、支援をして貰うための姿勢。
情熱を持ち続けるためには、社会的に正しい原則と美しい目標を感じ取れる感性が必要。
この辺を「徳」って言うんじゃないかなとつくづく思う。自分の今までの言動を振り返ってみないか? 仕事、家庭、恋愛などなどで。
自分自身も、まだまだの若造であるのを棚に上げて偉そうに書いているけど、少なくともスタッフが歩んできた道は歩んできたし、
それとは違ったステップを踏んでいるので、みんなの上に立つ立場を持たせて貰っているはず。
それぞれの人生だけど、折角の縁。僕の言っていることを、少しで良いから真面目に考えて欲しいな。そして、
何か気がつくことがあれば嬉しいな。
なぁ~んて、偉そうに書いているけど、まだまだ修行中の身です、はい。お恥ずかしい限りです。
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