今でも鮮明に覚えている、川上慶子さんの救出場面。520人の尊い命を奪った・・・・・・・今日が命日。この年の8月15日に、うちのオヤジがくたばっているから、そうかぁ・・・パパが死んで20年なんだあぁ、早いなぁ。あの年も暑かったぞ。
最近、航空機関連のトラブルが多くなっています。というか、公共交通機関に多くなっているかという気もしています。飛行機に、人一倍乗るだけに、ある意味人ごとではない状況。かといって、乗らないわけにもいかず。まぁ、落ちたら落ちたで、シャーナイとは思いますが(苦笑)、運行に関わる人たちは、事故を風化させて欲しくない。
JALが、事故原因と言われる圧力隔壁をのぞいて、残存機体を処分をしようとしているとのこと。ANAが雫石事故の残存機体を永久保存しようとしているのと対照的な企業姿勢。合理的に考えれば、JALのやることは間違ってはいないと思うし、現場レベルでは、毎年御巣鷹への慰霊登山を行うグループも居るとのこと。
JALは、事故の後に「機付き整備士制度(表現間違っていると思うけど)」をスタートさせ、一つの機体を、責任と愛着を持って「By Nameで」整備する制度を発足。しかし、最近知ったことですが、その制度もいつの間にか無くなり、海外の指定工場への外注化を促進。もちろん、これも技術力の直接的な低下につながる事ではないことは理解。
でも、どうも経営合理的な判断が先行しすぎている気がするのは、僕だけではないと思うはず。決して、遺族感情を最優先すべきと言うことを言うつもりも無い。
でも、今後、事故を絶対に起こさないという気持ちを持って、空の安全を守る為には、経営合理的な判断ではない選択肢が正しい事もあるはず。それが、結果的に遺族の気持ちを癒し、事故に遭われた尊い命を鎮魂させるための最善だと感じる。
今日は、科学的な確率論は横に置いて・・・・全員が「絶対に飛行機は安全な乗り物で、事故は起こさない、起きない」と信じて、たずさわる一人一人が正しく任務を果たせば、根絶できると結論を持ちたいと思うのである。
このwebの数値・・・限りなくゼロに近づけてください・・・・JAL殿
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