フィーチャーフォンの方に、iコンシェルのスマホ対応時期の案内が。
このサービスはドコモのサービスの中でもフィーチャーフォン向けで一番好きだし、可能性を強く感じていたサービスの1つ。現在、流れがスマフォに言っている中で、どうやってセキュリティなどを担保しながら移植していくか、iコンシェル向けCPをどうやってコンバートしていくか。とても気になっていた。
日本人は(って括るのも間違いかもしれないが)、iモードからインターネットにアクセスすることを始めた人口も数多く存在し、モバイルハンドセットは情報がプッシュされてくるモノという習い性があると言っても良いかもしれない。そんななかで、キャリアが、お客様の属性や位置情報などを使いながらその時々で最適と思われる行動支援情報を流すのは、世間(ユーザーサイドとCPサイドの両方)に対してとても親和性の高いサービス。ユビキタスを事実上実現したサービスと言っても過言では無い。
認証と決済のプラットフォームとともに、その上位である行動支援のプラットフォームを握るのはモバイルキャリアとして勝ちを決定づけていたとも思っていた。・・・が、スマホが流れ込んできて時代はオープンなコンテンツとプラットフォームへ。
キャリアとしては、その流れに乗り遅れないためには端末の投入をとにかく先行して市場を押さえることを先行するのは致し方なく、キャリアとしてのオリジナルサービスは後回し。まぁ致し方ない時期であったということ。
スマフォの波をサービスレイヤーに展開していくのが次のステップ。しかし、このiコンシェルをアプリケーションレベルで実現するとなると色々な問題もありそうな。逆にOSから下を使って(技術的には適切な表現じゃ無いな)提供するとなると、使えない機種が続出もではじめて、今後の端末供給にも影響があるような気もする。
提供されるアプリの中身はよくわからないが、可能であれば色々なソーシャルメディアなどと連携してのサービスができれば、より可能性が広がる気がする・・・が、キャリアとしてソーシャルメディアの情報を引っ張ってきて当人以外の属性を活用するのは立ち位置的に難しいか。
しかし、スマフォに移植する以上CPサイドもそんな姿を願っているような気もする。端末内のスタティックな属性と位置情報だけではなく、その人間関係などからも推定できる最適情報を送る込んでくれたら、気持ち悪いくらいに役に立つ、ひつじの執事君になるような。
facebookやGoogle+とがっちり組めないかなぁ。facebookは現時点でauと組み始めたかな(確か)。となると、AndroidメインとするドコモとしてGoogle+と何かできないかなぁ。
キャリアとして今後誰と手を組むのか、どこに立ち位置を持つのかの大事な試金石のような気がするなぁ。5800万契約の強みはDOMな強み。ここをどう囲い込むのがフィーチャーフォン時代の戦略であったが、スマフォ時代はそのユーザー数を遙かにこえるユーザーを抱えるインターネットプレーヤーとのガチ勝負。
企業としてドコモは、難しい舵取りをしている時代と思われる。認証と決済のプラットフォームを握られないようにspモードで対抗するのもその1つ。ここも今後機能をますます増強しないと。
我々は技術屋ではなく、顧客接点のプロフェッショナルとしてどこに視点を持ち、ドコモ様にノウハウとしてお役に立つことを提供していくのか、我々も難しい舵取り也。
しかし・・・iコンシェルをアプリでやることになったら、バッテリーとかますます危うくないかしら・・・何らかの解をもってSinと思うが・・・どうなるんだろう。
コメント
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